6月17日~6月24日まで上越・長野に行ってきました。上越では、明晰夢のワークショップとアカシックレコードリーディング、そして夏至のイベントに参加しミニワークショップをやらせていただきました。多くの人々と出会え、内容が豊富で1週間ではなく、すごく長くいたような感覚があります。とても楽しかったです。お会いできた皆様、本当にありがとうございました。
6月20日(日)には上越&仙台&東京の仲間達で長野ビッグハットで行われたダライラマ14世の記念講演会に行ってきました。信州は僕の故郷でもあり、長野で観れた事は記念になりました。ステージ上には大きな曼荼羅が掲げられていてチベット的な空気になっていました。講演前には参加者6000人の般若心経の大合唱。これはとても気持ちがすっとしました。ダライラマが表れると何とも言えない感動が起こりました。多くの仲間が体感していたようですが、ダライラマの無我であり慈愛であるエネルギーと共鳴したからのように感じます。ダライラマは恩恵(グレース)を体現している存在のように感じます。内容は、般若心経で詠われている無我の境地、つまりは、「私」と「相手」というような二元性が本来の人間の姿ではなく、その両者が融合したような世界が本来の姿でもあるという私たちの本来の本質についての話、そして生と死について等の話をされました。質疑応答があり、最後に日本人はもっと英語を学び世界に出るべきだというアドバイスがありました。2時間という短い時間でしたが、時にはお茶目な面を見せつつの話はあっという間でした。チベット語と英語を織り交ぜ、結構長い文節を通訳した方の力も凄いなと思いました。
その後は、上越に戻り菖蒲高原に移動し、夏至のイベントに参加。ワークショップや音楽などを行い、これからの私たちのコネクションや有り様について考えさせられる体験でした。これからの時代、似たような気持ちを持った仲間と一緒に時間を過ごすことはとても大切になってくるでしょう。
実は、木曽の親戚の叔父さんがダライラマ講演の日に川での事故で他界しました。ちょうど般若心経を読んだのが叔父さんへの祈りになったかなと思います。上越のワークやイベントが終り、ちょうど新潟にいたのでその足で木曽に向かい叔父さんに祈りを捧げることができました。ダライラマも話されていましたが、人間の生と死は隣り合わせ。いつ何が起こるかわかりません。生と死を統合し、一つの命として生きることが大切だなと再認識しました。