昨夜なかなか面白い番組を見ました。ドキュメンタリー番組で、アメリカのメイン州の牧師が、ラスベガスの中古車ディーラーのセールスマンになりきるというものです。1ヶ月で完全になりきり、最終日には本当のプロの3人のセールスマンに混じって、実際に中古車を販売します。その状況を3人の審査員が審査し、誰が偽者、つまり牧師かを当てて、3人の審査員のうち、2人を騙すことができたら牧師さんの勝ちになります。
初めは全く売ることができず、自分の殻に閉じこもってしまう牧師さんですが、だんだんと自信を付け、最終日には完全なセールスマンになりきることができました。人間は信じることができたら何でもできることを証明した番組だと感じました。特に牧師さんですから、キリスト教の規律を信じているがために、初めは何もできないんです。(キリスト教の規律が悪いという訳ではありませんので)でも、その信念を他の環境に適応することで、新しい見方が生まれ信念に体系化されます。すると今まで絶対にできないと思っていたことが、「できる」というスイッチに切り替わります。人間は本当に何でもできてしまいます。ポイントは自分を信じることができるかどうかです。
方法は簡単です。「私は○○することができる」こう大きな声に出して自分の耳で聞くことです。シンプルです。