マントラの歌姫とも言われるDeva Premal(デーヴァ・プレマール)。日本でも最近は人気が出てきていますが、アメリカやヨーロッパでは高く評価されている女性シンガーです。最近インド料理のマスターにも話をしたら、知っていました。デーヴァ・プレマールはまさに喜びの中にいる存在だと感じます。つまり葛藤からフリーであり、様々な出来事が起こっても引っかかりが無いため、人生をマスターしている、そんな存在ですね。彼女は歌っている時だけではなく、現実的な面に気付きながらも瞑想的な状態になっていると言えます。
彼女の作品はどれもが個性的であり、マントラの調べを伝統的な意図を踏まえつつ、現代の多くの人々に分かりやすい旋律やビートで叡智を伝えているように感じます。その中でも今回ご紹介するのは2002年にリリースされた「embrace」という作品です。静かなトーンからビートが利いたラウンジ的な要素が入ったサウンドまでデーヴァ・プレマールの本質が見事に表現されていて、人気のある作品です。
その中でも「Om Namo Bhagavate」という曲はとても美しい作品です。デーヴァ・プレマール自身もembraceの中でも最も気に入っている曲だとコメントしています。
5000年以上前から口承で伝わってきたサンスクリットのヴェーダのマントラを歌っていて、意図としては「全ての中にあるワンネスに気付く」というものです。また、他人はもちろん自分自身を認めるという意図もこのマントラの中にはあるようです。インドの神々の中のクリシュナを詠っているマントラです。
またembraceには薬師如来(メディスン・ブッダ)を詠った「Teyata」というヒーリングの意図がある曲も収録されています。
マントラは空間の浄化だけでなく、まさにマントラの意図を満たしてくれますので、おすすめです。私自身は24時間部屋の中を微細なボリュームですがマントラを流しっぱなしにしています。
友人のミラもブログでデーヴァ・プレマールについて書いていますので合わせて読んでみてください。
デーヴァ・プレマールのembraceはアトレイシアミュージックで販売しておりますので、ご興味がありましたら是非活用してみてくださいね。
こんにちは。早速、アトレイシアミュージックで試聴してみました。マントラというので、エスニックな感じかなと思ったら、クラブ系っぽいグルーヴ感。すごく好きな感じでしたので注文して、楽しみに待っているところです。
また、よい音楽があったら紹介してください。
>チェリーさん
こんにちは。メッセージありがとうございます。そうなんですよね。マントラと言うと確かにエスニックで深遠な感じがしますが、デーヴァ・プレマールはそれを現代風にアレンジしているのでグルーブ感があって聞きやすいんですよね。
またブログでおすすめ音楽をご紹介したいと思います。