何かに興味を持って進んでいる時、何かの問題が起こった時、何かの壁にぶつかった時、等様々な状況で「できる」「できない」ということがテーマになってきます。これは人生で必ず浮上することで、成功・失敗と大きく関わってきます。
そして、特に「できない」というネガティブな見方に人はフォーカスしてしまう傾向があるようです。例えば何かを目指している時、問題を解決するとき、0がスタートラン、つまりは「できない」で、10がフィニッシュ、つまりは「できる」とすると、既にスタートをきっているにも関わらず、「できない」という0にいつまでもフォーカスしてしまいます。
何かを始めた時点である意味「できる」状態に進んでいるのではないでしょうか。例えそれが1や2であっても「できる」状態に近づきつつあります。それなのに、10という姿が見えないため、0ばかりを見てしまいます。これは成功・失敗というパターンにはまっている状態で、成功していなければダメという概念に関わっていて、「完璧」でないと全ては失敗。つまり0のスタートラインにフォーカスしてしまうことになります。
興味を持った瞬間に既にスタートしています。ポイントは「できない」というスタート地点にフォーカスするのではなく、既に走り出している事や興味にフォーカスすることです。そうすると、成功・失敗という事は必要なくなってきます。どんな事もかならずゴールへと繋がっています。たとえそれが一見失敗したように感じても、まさに「失敗は成功の元」ですが、ポジティブに作用しています。
また比較という問題もあります。「あの人のようになりたい」とか「あのような状態になりたい」と思いますが、それは不可能です。なぜならばこの世の人は皆ユニークだからです。もちろん一つのモデルとして他人を認識し参考にするのはとても効果的ですが、全く同じにする・なる必要性は無いように僕は感じています。自分らしい、自分にしか出来ない表現方法ややり方がきっとあるはずです。そのために人は生まれてきていると言えるかもしれません。
前になんかで読んだ経済学者の話なんだけど、毎日「昨日より0.2%成長しよう」と努力する。たった0.2%だけかもしれないけれど、これが1年積み重なったら尋常じゃない成長率になるんだって。進んでいくことが大事なんだね。
ボクはトミックスになりたい(笑)。また呑みにいきまっしょい。
う~ん、わかりやすいですねえ。
確かに何かが好きでやり始めたとしても、世の中一般の考えにひっかかっちゃうと“そんなことやっててもお金にならない”とか、“その世界で食べていけるようになる人なんてほんの少ししかいないんだから・・・”とか、「食っていけない=失敗」が付きまといますよね・・・。そうなると「やっぱりできない」を結論にしてしまうし、「好きで始めた」もどこかへ行っちゃうんですねえ。
私もかつて「何かを始めたい」→「誰かに認められたい」→「そうすれば自分で自分を認められる」にはまり続け、いつの間にか“好きなことをやりたい”ではなく“認められるために何をやるか”からスタートするようになってたりして・・・。ワケわからなくなっちゃいますね!
>ウスシックス
コメントいつもThank you!!同じ音楽ラバーとして音楽サイトもヨロシク!
そうそう、人の思考って日々そんなに変わらないんだよね。同じ繰り返しをしてしまう。0.2%でもそれはすごい進化に繋がるよね。
是非アジア系に行こう!
>ははっちさん
コメントありがとうございます。鋭い洞察ですね。まさにその通りだと思います。「認められたい」ために外に証を見つけようとするんですよね。でも、それは外を探しても無いんですよね。