18の時、地元の松本を離れ、福島市での一人暮らしが始まりました。大学入学式の前には大学近くのアパートへ無事引越しを済ませ、人生初の一人暮らしがスタートしました。初めて一人で暮らした日に、大学では新入生の歓迎の意味も込めたティーパーティーなるものが開催され、参加してきました。
参加者の新入生達は、くじ引きか何かでグループに分けられて席に着きました。確かグループは10名程だったと思いますが、お互いに自己紹介をしました。そして、驚いたことに同じテーブルに長野県民が僕を含めて4人いました。しかもその内の一人は僕と同じ松本出身で、実家から一番近い高校出身だったんです。福島へはそんなに多く長野県民は行かないので、すごい確立だなぁ、なんて当時は思いました。
その歓迎会の最後がボーリング大会で、電車で移動しボーリング場に行きました。ゲーム中、僕はふと隣のレーンを見ました。同じ大学生位のグループがボーリングをしていましたが、その中の人に見覚えがある顔がありました。すると、向こうも僕の顔をじーっと見ました。
その瞬間大きな驚きと共に思わず言葉が!
「○○先輩じゃないですか!?」
その見覚えのある顔は、高校時代の先輩だったんです。まさか松本から遠く離れた福島で高校時代の先輩と出会うとは思いもよらなかったので大きな衝撃でした。
話を聞くと、一浪して福島にある僕とは違う大学に合格して最近松本から引っ越してきたとの事でした。その場で松本出身が3人になりました。
これが、僕の記憶の中にある始めてのシンクロニシティ体験です。思えば、この時から何か始まっていたのかもしれません。
ちなみに、歓迎会の時にあった同じ松本出身の友人は、後に恩師となる冨田先生と同姓同名です。