夏は太陽が沈まない白夜になり、冬は太陽が上がらない極夜になるフィンランド。フィンランドの友人の話ですが、ヨーロッパで最も暑くなる時があるそうです。冬もすごく寒いので様々な気候を味わえる国がフィンランドとも言えます。
私たちは太陽の影響を受けて生きています。フィンランドの人々は、白夜と極夜の影響を受けるので、心身のバランスを崩しがちになるようです。フィンランドの友人も体調を管理するのが大変だと言っていました。
なので、フィンランド式セラピー、つまり心身のバランスを取るための実践が昔から発展してきている訳です。
最も分かりやすいのは、サウナですね。サウナはフィンランド語で「お風呂の部屋(Bath House)」を指す意味で、フィンランドが発祥と言われています。記録では2000年近くの歴史があるそうですよ。サウナは心身のバランスを取るのに最適なセラピーの一つですね。フィンランドのサウナは焼き石に水を掛けるスチーム式のサウナなので、湿度が高いものになります。サウナに入っている間は一種の瞑想的状態になります。そして、サウナ後は湖や雪にダイブするというのもグッド!これはホット&コールドセラピーの一種で、体の疲れや心身のバランスを取るのに最適な方法です。また、サウナに入っている時に、ヴィヒタ【Vihta】という白樺の枝で体を叩きデトックスするというセラピーもあります。
サウナよりも強烈なセラピーもありますが、それは2月のリトリーとで行おうと思います。
やはり太陽の恩恵は私たちの心身のバランスにとってパワフルなんですよね。フィンランドの人々は、自然の中にあるものやアイデアで、長年に渡り自然と一緒に過ごす知恵を身に着けてきたのでしょう。
ちなみに、サウナ上がりに飲む「ロングジン」も格別!炭酸入りのスポーツドリンクのようなお酒ですが、低アルコールのものもあるので、とてもスッキリします。