御蔵島は東京に属する伊豆七島の一つの島。竹芝桟橋から船で8時間。御蔵島を訪れる度に、御蔵島の自然と人々の人情に感動させられます。御蔵島は海に浮かぶ孤島。晴天になったかと思えば、スコールのような土砂降りになったりします。その天候の影響もあり、島には豊かな水が溢れています。森の島と言っても過言ではなく、日本一大きなスダジイの木があったり、カツオ鳥(オオミズナギドリ)や貴重なカラス鳩等が生息しています。栄養豊富な魚を食べている鳥達の糞などから出る養分が、豊かな水の流れによって海に注いでいます。その結果、海も豊かになり、たくさんの海の生き物にとって暮らしやすい海になっています。イルカ達にとっても快適な海で、本当にたくさんのイルカ達が暮らしているんです。
イルカ達と泳ぎ、特にイルカの目を見る事で、様々な変容が起こり得ます。例えば、ずっと気に病んでいた事が、泳いだ後全く気にならなくなったり、ずっと忘れていた事を思い出したり、夢が変化してきたり、クリエイティブな力が蘇ってきたり等が起こり得ます。イルカ達はアトランティスという統合・融合された時代の情報・データを保持している生命体であるように感じています。まさにトランスミッションという形で、イルカの目から私たちが本来持っているビジョンが活性化するようなイメージです。これもイルカ達と泳ぐ意図の一つですね。
妻のエリーにとって、初めてのドルフィンスイムでした。イルカ達と泳いだ後、面白い夢を見たと言って僕に話してくれました。:
錆びないし傷付かないし削ることもできない、でもハサミでは切ることができるという美しい物質を海の中で見付け、皆に伝えたら、皆必死になってその物質を取りにいきました。その物質は聖なるもので人間以外の高度な存在達によって作られたと皆知っています。その物質の事を父に話したら、「欲しい」ということで、本当はあまり取ってはいけない感じなんだけども、もっと奥の方にちゃんとしたものがあるのでそこへ連れて行きました。そしたら、声が聞こえて、「その物質は元々は人間が作ったものなんだよ。だけど、今のあなた達(アンバランスな状態)では、見ることができないんだよ。」との事。でも、人間は生まれながらにしてアンバランスを抱えているから、どうしたら見ることができるのか?作り出すことができるのかな?と思って聞こうとしたら目が覚めました。
この夢の話を聞いて、エリーはイルカ達の存在・情報に触れたんだなぁと感じました。その夢のフィーリングを大事にしてもらいたいと思いました。
御蔵島で撮影した写真を何枚か掲載しますね。
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