昨日、川崎のIMAXに二度目のアバターを観てきました。前回は、その映像で圧倒されてしまった面が大きかったので、今回はストーリーに注意を払って観てきました。
アバターには、現代の物質社会に対するメッセージ、シャーマニズム、哲学的な美学、そしてシャーマニズムにも通じますが、夢とリアルの境界線について等が含まれている映画であり、見方によって様々な解釈が出来る映画のように感じています。マトリックスに似たような感覚です。更に、3Dを取り入れたことで、ビジュアル的に意識拡大を擬似体験できます。
実際に映画をこれから観る方もいるので、ストーリーに触れない程度に書きますが、この映画の中で重要な台詞となっているのが「I see you(私はあなたが見えます)」という言葉です。
この台詞は、パンドラのナヴィ族がよく使うキーワードとして登場しますが、まさに相手の本質を見るという意図があるように思います。
葛藤があると、私たちはフィルターやマスクを通して相手を見ます。結局、相手を見ているようで、実際はフィルターやマスクに映った自分自身を見ています。
パンドラでは人間は息が出来ないので、人間はマスクを掛けています。Naviの一員になっている間、主人公はマスクを掛けていません。また、最後にはマスクを外す事になります。葛藤を取ることで、自分のエッセンスを知る事ができ、結果的に相手のエッセンスを見る事ができる。これを、I see youという言葉で表現しているように感じました。
夢と現実、あちら側とこちら側、人類の進化など様々な要素が入っている作品です。皮肉的に争いのシーンなどもありますが、シャーマニズム的な要素、特に大地と繋がる事、人々と繋がる事、など現代にとって忘れがちな点が描かれてもいるように感じます。パンドラのナビ族の事を描いていますが、結局はパンドラは地球の事なんでしょうね。
なるほど、葛藤を取る、ですね。
恐れは真実を見えなくさせる、というのはわかったのですが。
マスクにはそういう意味もあったんですね。
I see youは「わたしはあなたがわかる」って意味があるんだな、って表情で表現されてましたよね。あの演技にも感動しました。
また見たくなって来ました
アバター昨日観て来ました。
タイタニックの監督と言う事もあり
興味がありました。
今回の富さんの解説で???な部分が
理解できたりしました。
「葛藤があると、私たちはフィルターやマスクを通して相手を見ます。結局、相手を見ているようで、実際はフィルターやマスクに映った自分自身を見ています。」
これは、ドン・ミゲル・ルイス氏著の
「四つの約束」の煙りに覆われた鏡の項に出てくる話しと同じでとても良くわかりました。
> yumyさん
コメントありがとうございます。I see youはキーワードですね。
マスクはよく葛藤に例えられます。相手の真実を見るためには、自分のマスクを外す必要があるんですよね。アバターはその辺りを描いていますね。
最後の方で、主人公を助けるシャーマン的存在のナビ族の母もキーですね。
> yasukoさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
マスクを外す時がそろそろ来る事を象徴している映画でもありますね。
四つの約束でも描かれているんですね。
こんばんは。
コメントするのは久しぶりですが、いつもブログ見てますよ~
ツイッターのコメントを見て嬉しくなりました
私も今日一日中広瀬香美の歌を歌ってました。
私は「絶好調真冬の恋スピードに乗って」を意識してました。
でも、扁桃腺とリンパが腫れて身体の方は不調気味です
最近体調崩してばかりです。
私も近々アバター見に行ってきますねぇ
> キノピー
こんばんは。コメントどうもありがとう。ツイッターも読んでくれてありがとうね。
キノピーも歌ってたのか。繋がっていたねぇ。僕も熱唱でした
体は大切なので、ゆっくりと体調を戻して、アバターをエンジョイね。