ちょっと今日の日記はコラム的な感じになるかもしれませんが、メモ感覚で書きます。最近様々な気付きが多いのですが、本日の気付きは感動ものでした。
人間の進化の過程を考えるとき、スピリチュアル的には前世や来世などの魂の進化ということがあり、私達は魂レベルでは一つに繋がっていると言えると思いますが、人間にはもう一つの進化の過程があります。それは私達の誰しもが持っているDNAや染色体の存在です。
人間は猿から進化したという進化論を教科書などには書かれていますが、その説はDNAの発見と存在によって崩れてしまいます。猿の方が人間よりも、遺伝情報を担う存在の染色体の数が1対多く、人間の方が猿よりも少ないんです。もし高度に進化したのであれば、染色体が多くなるはずなんですが・・・
まぁ、何から人間は生まれたのかはいろいろな説がありますが、私が考えたいことは「ミトコンドリアDNA」から分かる人類のルーツです。ミトコンドリアDNAというのは、細胞の中にあるエネルギー生成や呼吸を担うDNAですが、このDNAは母親からしか遺伝しないんです。
このミトコンドリアDNAからなんと人類のルーツが分かります。遺伝学上、それはイヴと呼ばれており、現在の東アフリカで約15万年前にさかのぼります。東アフリカでイブを起点に生まれた少数民族が約8万円前にイエメンに渡り、それから7万年前には全世界に広がりました。世界の地域に渡ったイブの血をひくものが、自然の流れに身を任せて人類は発展し、今日に繋がります。
私達の母、祖父母、曾祖母・・・と逆に辿っていくと人類の母イヴに到着します。今の人口や家系だけで発展してきたとしたら、昔の人口は今よりも滅茶苦茶多いということになってしまいます。つまり、人類全ては同じ母を持つ家族ですね。一緒に働いている人、道ですれ違った人、遠い国に住んでいる人々全ては同じルーツを持つ身内であると言えます。
最近、世界ではテロや戦争などが耐えません。ミトコンドリアDNAという私達が持っている平和の鍵を知れば、もっともっと世界は平和になるのになぁと感じます。しかし、世界を平和にするためには、まずは私達自身から平和になり、集合的な平和の意識を高めていく必要があると思います。人間関係のトラブルを解決し、調和する手がかりの一つは「ミトコンドリアDNA」ではないかと感じます。私達は、地球に生まれながらにして一つに繋がっているんです。