パフォーマンス不安とは「ちゃんとできるかな」とか「問題なくできているかな」等と何かを行う前や最中に考えてしまう事を指す言葉。その度合いは個人差はありますが、パフォーマンス不安には葛藤、セルフジャッジメント(自分を裁く事)と大きな関係があるんです。
学校や社会で失敗すると怒られる、他人から認められない、批判される・・・等の恐怖が源となりパフォーマンス不安は誘発されます。そこには「成功と失敗」という枠組みがベースにあり、源には「死への恐怖」があります。
でも、それは全て外側に原因があるんじゃなくて、結局は自分が勝手に思い込んだ事。もちろん、今の時間軸に原因がある事もあるけど、過去世の影響も考えられます。
誰も自分を傷つけることはできないし、傷付ける事ができるのは結局自分自身。自分で自分を裁く事が自分を傷付ける早道です。外側で起こることは自分を知るための「情報」です。成功したか、失敗したかを決めるのも自分自身。周りから「失敗した」と責める事があったかもしれませんが、それも情報です。「失敗は成功の元」という言葉もあるように、全ての出来事には関連性があり、大きな見方をすれば、そこには「出来事」と「反応」しかなく、失敗や成功の概念も消えてしまいます。
パフォーマンス不安を解消するには、自分を裁くのではなく「自分は自分であって、自分を認める」という決意がキーになるでしょう。他の人と比較しても解決は生まれません。自分にしか出来ないやり方があるはず。長年付き合っている思考パターンを捨てる事は大きな勇気が要りますが、この前コメント欄でもいただいた言葉を借りれば、そのまま裁き続けるより勇気を持ってリリースする決意をする方が「省エネ」になります。
このところ、とみさんのブログの更新がひんぱんで、嬉しいっす!
今回の「パフォーマンス不安」もまさにどんぴしゃりのメッセージでした。
過去の自分をどんどん捨ててるし、葛藤を手放す事もどんどんできている、そんな実感はあるのですが、やはりときおり「これで合ってるかな?」と気になります。
(新たな葛藤が生まれてるんじゃないかと、心配にもなったりして…)
小さい頃から、どこか常識はずれだった私は、親や姉たちからよく「そんなことしたら駄目じゃないか」と言われていました。そのたびに、自分はダメな人間、また失敗してしまった、と感じていました。でも本当は、単なる情報。
最近は、とみさんのブログからヒントを得て、
失敗しちゃったな、と思った時は、「よし、これで過去のカルマは消えた」と思うようにしています。
舞台恐怖症を自分を信じる事に焦点を置くことで解決出来る事に気が付いたこの頃です。
沖縄で踊りのコンクールを受けるのですが以前は舞台で踊るとなると口から心臓が出そうでその場をから逃げたかった(笑)
扇子が震えながらでも踊れるのは稽古を頑張って体に擦り込んだ証。
オーラソーマも効きますね~
ホント、この頃「あー、これで無駄なエネルギー使うんだなー」と感じる場面によく出会いますね。以前はそのムダ使いを「やりがい」と勘違いしてたり、エゴがそのムダ遣いを楽しんでたのかなーと感じます。
私もmarronさんのように、親からの情報で自分に×マークつけてた人なので、ポケモンのロケット団があれだけ毎回失敗して「やなカンジ~」と言って空のかなたへ飛ばされても、またパワー全開で登場するのが信じられませんでした(笑)。
彼らは「失敗」を情報としか捕らえず、自分を認めてるんだな~、と思うと理解できますね!
>marronさん
コメントありがとうございます。葛藤リリースの参考になって僕も嬉しいです。やっぱり親や学校の影響はパフォーマンス不安には大きいですよね。いかに葛藤をリリースしていくことができるかがキーですね。一度リリースした葛藤は戻らないのでご安心を。ただ、もしコアの葛藤でなく、その周辺にある葛藤の場合は、やはりコアな部分をリリースする必要がありますが。でも、最後の葛藤になると、「あれ?」って感じであっという間になりますよ。リラックス&エンジョイ!ですね。
>haya_mamaさん
コメントありがとうございます。パフォーマンス不安は舞台や演奏等でよく体験することなんですよね。結局は、信頼の問題に辿り着くんですね。オーラソーマもいいですね。
>ははっちさん
コメントありがとうです。またまた分かりやすい言葉。「無駄遣い」と「やりがい」の誤解。
そうですね、失敗を決めるのは結局周りでも無くて自分ですもんね。もちろん成功も。
失敗と成功の概念をリリースすることも自由になりますね。