リチャードバック著の「ONE(ワン)」は、まさにパラレルワールド(平行次元)、そしてオーバーソウルについてうまく表現している作品です。
ストーリーとして描き、分かりやすく多次元的な「私」について説明しています。あるポイントで私達は皆この作品で描かれている空間を体験し知ることになりますし、既に誰しもが現在体験しています。
一見関係ないような繋がりが、まるでジョークのように「この瞬間」に繋がっています。例えば、小さい頃夢の中でみたヴィジョンは、実は未来の自分、他の世界の自分からのメッセージだったかもしれないし、今この瞬間、未来や過去、そして空間を越えたところにいる自分にメッセージを送っているかもしれません。
「あなたは他人だけど自分である」このメッセージがONEで描かれているように僕は感じます。
リチャードバックの作品はこの世のシステムを描いているものが多いです。その中で「イリュージョン」もおすすめしたい作品です。
「ONE」で、たしか空軍のパイロットに言い寄るシーンがあったのですが、そこを読んで、ミリタリー物が好きだった僕は、熱が冷めて、そういう物を求めなくなりました。
全世界の兵隊さんに読んでもらいたいです。
「イリュージョン」これも素晴らしい。飛行機乗りにしか書けない描写がたっぷりです。
奇跡も日常的に起こす人には普通のことなんだと、また、起こって当り前だと思うことが奇跡を起こらせるキーだと学びました。
>スナフキン240さん
コメントありがとうございます。
イリュージョンもONEも非常に的を得ている作品だと感じますよね。この世のシステムを本当にうまく描いています。