想念には全て形が存在しています。そして言葉に出したものは遅かれ速かれ現実に投影されます。現実化の対象は人によって、タイミングによって様々ですよね。お金、車等の物質的なもの、仕事や家庭等の環境面、そして人間関係。
結局、人生はなるようになっているので、意図的な現実化をしなくても自然と起こるべきこと(選択したこと)は起こります。ここにシークレットがあるのですが、現実化をしたいという強い意図が起こった時点で、「既に現実化している」ということです。ただ、この世界には時間と空間が存在していて、そしてそこに他の人の世界が絡み合っているため、時間や場所というのは、様々なタイミングが関係するため分かりません。現実化するのは1時間後かもしれませんし、10年後かもしれません。アカシックレコードで正確な時間まではなかなか分からなかったりずれてしまうのはこういうことも関係しています。
そして、人間関係の現実化は注意が必要です。例えば、「あの人にこうなってほしい」とか強烈なものだと「あの人から酷い仕打ちを受けたから復讐したい」等。人間関係へ直接現実化することはあまりおすすめしません。もちろんやってもいいんですが、その後に起こる出来事について責任が持てるかどうかがポイントです。特に人の恨みに対する仕返しを続けると、最終的には癌を現実化する傾向があるようです。
他人に対して現実化を意図的にすることは、その人の時間軸や世界観に直接介入することになります。その人がこれから体験すべき出来事にも人が関係しています。その全てに何らかの影響を与えることになります。そうすると現実化したとしても、どこかのタイミングでそのズレがどこかで押し寄せてきます。特に人に対する現実化は「コントロール」の問題がはらんでいます。コントロールはコントロールを生み出します。つまり、自分自身がコントロールを受けることになり得ます。
どうしても人間関係で巻き込まれているとコントロールが生まれがち。そんな時でも焦らず冷静にまずは「自分の喜び」を現実化することがポイントだと感じます。結局、内側の静寂さや喜びは外側にも投影されてくるでしょう。