最近、有限会社B.E.の龍治さんに「99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方」という本を借りました。まさに、今の世の中の現象を説明しているとても面白い本です。今の「常識」や「説明」は科学という学問をベースとなっていますよね。「これは科学で説明できる」とか「これは科学で説明できない」という話がよくでてきます。
しかし、この世の中で科学で説明できることなんてほとんど実は無いんです。この本にも書かれていますが、飛行機が何故飛ぶのかも実は科学では解明されていませんし、麻酔の効き方もそうです。言ってしまえばほとんどが仮説に過ぎないんですね。地動説から天動説に動いた時もそうでした。今までの常識がひっくり返ってしまうことは当たり前のようにあります。イルカの話でもそうです。長年の研究を持ってしても、全ては仮説で本当のことはほとんど解明されていません。
全ては思い込みと言ってしまっても過言ではないと感じます。科学では解明できないことはたくさんあります。例えば、なぜ人間はあの赤を「赤色」として認識できるのか?エネルギーの周波数で赤に見えるんですが、なぜ視覚ではあの色になるのかは、科学では解明できないでしょう。科学はある範疇を超えて結論を出してはいけないという暗黙の了解がありますし。
もちろんいろいろな事象を研究して判明することはとても素晴らしいことです。本当の姿を知るためには、まさに思い込みや先入観を捨てることや、常識から離れて出来事を観察することがとても大切だと感じます。全ての出来事は何らかの意図が必ずあるものです。まずは個人でその意図に気付く事が科学で解明するのを待つよりも大切なことなんじゃないかなって思います。
そうですよね。世の中はこの仮説が社会常識となってしまっていて、この枠組みからはずれる考え方ややり方は、無視されたり異端と捉えられがちです。我々が本当に知りえていることはほとんどないという謙虚な心でいれば、いろんなことをもっともっと素直に受け入れられ、自分や回り、社会を成長させるチャンスはたくさんあるんでしょうね。
RYUさん、メッセージありがとうございます。まさに思い込みが常識を作っている面って多いですよね。心をオープンにして素直に物事を見詰めることは大切ですよね。