どんな瞬間にも、自分が始まった瞬間が存在しています。始まりの瞬間は創造の瞬間で、それは喜びが放出された瞬間と言うことができると感じます。ちょっと複雑な言い回しになっちゃいましたが、全て目に見えているモノから、感じていること、全ての時空間に「自分」の瞬間があるということです。これも、ちょっと分かり難いかもですね。もっと簡単に言えば、どんな瞬間にも楽しさ、喜びに満ちているということになります。
恋愛旅番組の「あいのり」に参加している中にスーザンがいます。月曜日の放送で生きることは嫌なことばかりだという仲間に対して、そんなことはないと言いました。自転車に乗って通り過ぎる人が同じジャンパーを着てた、それだけで楽しいじゃん、というようなことを言いました。一見小さいことのように感じますが、スーザンの言葉には瞬間を楽しむポイントが詰まっていると感じます。
一見、苦しかったり不安に想ってしまうことは、確かに巻き込まれているときは嫌なことかもしれませんが、実はそこに喜びの種があることが多いものです。
あらゆるところに今を楽しむヒントがあるものです。なかなかそのようには感じられない場合でも、楽しんでいるフリをするだけでも全然OK。この世はある種お芝居のような場所です。そして、そのお芝居の主人公は自分自身。全ての人が、オリジナルのお芝居をしている。だったら、自分が好きな芝居にすることが出来てしまうということですよね。誰もが好きな芝居をすることができる、それがここに生きている証じゃないかな。