記憶喪失には様々なレベルがあるようですが、一般的には自分の記憶が無く誰だか分からないという症状です。自分も含めて自分の周りの人全員が記憶喪失状態としたらどうでしょう。全員が記憶喪失だったら、自分が記憶喪失であることは分かるでしょうか。
僕は全ての人、もっと言うと、自分が視覚で見えている人々は全てある意味記憶喪失状態であると感じています。そして、ある瞬間、そのことを思い出して、すごく大きな衝撃と共に「あ~、自分はこんな存在だったんだ!」ということに気付く時が来ます。そして、結局は自分の視覚で見えているもの全ては矛盾的な存在、つまり「他人は自分でもあり他人である」ということを知る状態になります。
この地球で面白いのが、記憶喪失であることを約束していることです。もし全員の記憶が戻ってしまうと面白くないし、ここで生きていられなくなってしまいます。
しかし、今はそのことに気付くチャンスが大きくなってきていますね。「己を知る」ということに繋がりますが、その瞬間を体験する機会が多くなってきています。
記憶喪失から「本当の自分の姿」に戻ることが「想い出すこと」です。想い出すは英語で「Remember」=「再びメンバーになる」というニュアンスです。
道ですれ違った人、同じ電車に乗っている人等、一見他人と思う人が実は全員知っているのに知らんふりをしているんだと思うと・・・一見関係ないと思うかもしれませんが、ここに自分の想いを現実化させるヒントが隠されています。
本当にそうですよね!・・記憶喪失の約束って感じ(@-@)
すべてを知っている状態から、もっともっとよく知るために記憶を忘れて再び思い出す・・というゲームなんでしょうかね・・。神の戯れ・・って言いますよものね・・。
「remember」って、いいなぁ☆☆
話はそれますが・・昔、悪いことをして責められた時に、その間の記憶がまったくなくなってしまったことがあります。いまでもさっぱり思い出せません。
なさけなくも・・不思議です(+-+;)・・あの瞬間あの場に存在することからにげてしまったのかなぁ。
ko10riさん、コメントありがとうございます。
そうですね。簡単に言ってしまえば、このリアリティはゲームのようになっていますね。
本当は全ての人が「知っている」状態です。お互い知らないふりをしてエンジョイしていると言えます。
悪い事をして責められてるときの記憶が無いということですが、必要なタイミングで思い出すことになるので今のままでOKだと感じます。
「悪い」「良い」というのは個人的な判断や集合的な平均のような判断でエゴや葛藤が関連しています。葛藤を手放す出来事に繋がっていると思います。そして、その答えは過去にあるんじゃなくて、今にあるものです。そういう瞬間が分かるときがくると思いますよ。ではでは。