大学時代に全国で5名様というホームページ作成ソフトが雑誌の懸賞で当選し、それを切欠にホームページを作りました。
国際交流について興味があったので、世界中に友達が作れるホームページ
を作りました。今は残念ながら休止してしまいましたが。
そのホームページには世界中からアクセスがあり何度か雑誌にも取り上げられたことがありました。そして、先日来日したSunnyや今でもメールで交流が続いているドイツの友人等がそのページを切欠に来日し日本を案内するということもありました。
昨年から動かされるように旅に行くようになりました。
そして行く度に必ず面白いタイミングで旅先の人との交流があります。
昨年フロリダに行った際、乗り換えのサンフランシスコで南米のお婆ちゃんに声を掛けられました。その人を見た途端、驚きました。僕の亡くなった婆ちゃんにそっくりだったからです。しかし、言葉がスペイン語で何を言っているのか分かりませんでした。後から思ったのは荷物受け取りの時だったので、私の荷物はどこで受け取れるか?と聞いたんだと思います。助けることができなかったことに少し気になってしまいました。そして、フロリダからの帰り、マイアミの飛行場で今度はアルゼンチンの女性に声を掛けられました。
「成田から銀座に行くにはどういくんですか?」という質問でした。
僕の日本のパスポートを見て聞いてきたんだと思います。
その瞬間、あのお婆ちゃんを助けることが出来なかった代わりにこの人と出会ったんだと感じました。そして案内をしているうちに打ち解けいろいろな話をすることに。聞いたらソニーピクチャーズで映画(当時はスパイダーマン)を作っているということで。すごい人に出会ったなぁなんて思いました。
今年フロリダに行った際には乗り換えのヒューストンのネイティブインディアンのお店では20年前に東京の北区に住んでいたという店員さんと出会い、いろいろな話ができました。そして帰りの乗り換えのニューアーク空港では日本語に興味のあるアメリカの人と出会いました。
オランダに行ったときには、石屋さんで様々な国から来ているスピリチュアルな方々と出会い。帰りには韓国のスパで日本語が堪能な韓国の青年と出会い。
旅ではないですが、先週は品川でドイツの人に道を聞かれたのを切欠に意気投合して会話をエンジョイしました。
振り返るといろいろな出会いがありました。しかし、一期一会であり、恐らくもう会わない人もいるでしょう。しかし、その人と出会って話をしたことはとても楽しかったです。サンフランシスコで出会ったお婆ちゃんを助けることはできませんでしたが、声を掛けられただけでもエキサイティングな体験であったことは確かです。その代わりに、帰りにアルゼンチンの人と出会えましたしね。
僕は海外の人と交流するのが好きですが、その理由は異文化について知ることができたり、逆に日本について知ってもらえるという理由が今まで考えていたことでした。
しかし、本当の理由というのは単純に楽しいからです。
だから、自分で創造していろいろな人を現実に投影しているだけなんだと感じます。
出会いには時間の概念はありません。時間が長かろうが、一生の内のほんの少しの時間であったとしても、瞬間瞬間を出会った人とエンジョイすることが大切だなぁって感じます。そして、その楽しさから自分自身を知っていくことになるんだろうな。