日々の日常の中で、いつも同じところに引っかかって傷付いたり、不安に思ったり、心配したり、嫉妬したり、葛藤したり・・・等、自分にある意味罰を与えてしまうような事ってありますよね。なんかいつも同じところにハマっているような。それは習慣化されている、思考パターンや行動パターンが作り出す体の持つ自然現象です。その状態になったら、いつもと同じように抜け道を探して、そこから出て行くということになりますが、習慣になっているので、無意識的にまた同じような状態になってしまうものです。
本来の私たちの姿は、クリエイティビティやインスピレーション、心の中から湧き上がるパッション、この世界をワクワクして「ほほぅ、こうするとこうなるんだ」というような様々な形で創造されていく現実を知るために、日々様々な体験をしています。この意味で、一度、味わった体験は何度も何度もする必要性はありません。もちろん、遊園地の乗り物を何度も何度も乗るかのように、何度乗っても構いませんが、同じ体験を何度も何度もするということは、次の乗り物には乗るのに時間が掛かってきます。まぁ、時間の問題だけなんですけどね。必ず、最後には私たちは欲しいものを手に入れるし、なりたい自分になれます。ただ、同じ体験がループして、結果的に時間がすごく掛かってくるということです。
スムーズに次のステップへ行くためには、いつもハマってしまうパターンに気付き、ハマる前にそのパターンに参加をしないことですね。「失敗は成功の元」という言葉があるように、自分自身のパターンを知るためには、実際にそのパターンをしなければ分かりません。例えば、いつも人と比較ばっかりして苦しんでいるというケースの場合、「絶対に人と比較はしない」と決めるだけではなくて、実際に人と比較をしている状態を体験しないと分かりません。何か矛盾しているようですが、ある意味「毒をもって毒を制する」ようなイメージでもありますね。
いつ他者と比較をするのか?比較をするメリットは何なのか?等に気付く事ができれば、比較をすることが徐々に減ってきます。十分に体験をしてきたということに気付きますし、日常の中で他者と比較をする前に「あっ、今比較しそうだ」という想いが分かり、自らの力で比較のサイクルへ入ることをストップすることができます。
自分を知るためには、まずは行動と気付きですね。そうするうちに、自分を完全に知って、自らの力で自分の存在を認めることができるようになってくるように感じています。
僕自身が自分に気付くのにヘルプになったのがリモートビューイングです。リモートビューイングでは生き様が表れます。その中で自分のパターンに気付ければ、今まで眠っていた能力も開花してきて、日常で自分を知るスピードが速くなってくると実感しました。