1000人いれば1000人とも違う視点をもっているのが私たち人間です。同じ映画を見て「面白い」と感じても、その見方は人それぞれ違うものです。そして、私たちはその中で生きて、自分自身を表現しています。
しかし、自分が表現していることを、全ての人に分かってもらおうとすると、問題が起こってきます。外側に自分を証明しようとすることは、キリが無く、どんどんと「正しい」「間違っている」の深みにはまっていってしまい、いつも満たされていなかったり、傷付いている状態がループしていきます。そうなると、「あの人はこうだからこうしよう」とか「過去こうだったからこうしよう」みたいな本来の自分とはずれてきます。この意味からの自己表現は、意識を拡大していくのではなく、逆に収縮させて、「自分は誰なのか分からない」という状況になってしまいます。正直、これは自己表現ではなく、自己証明という状況です。
本来の自己表現とは、外側に証拠を求めるのではなく、そのような意図は無く、この地球で存在している「私」の本質から自然と表れるビジョンです。表現している事が、自分自身の人生の目的や方向性と一致していれば、外側に証明する必要性がなく、ただ私としてナチュラルな表現になり、その音に共鳴して似た人達が集まってきますし、自分自身を説明しなくてもよいので楽になりますね。
まずは自分がワクワクすることを日常の中でどんな状況であろうとできる範囲で行っていくことが、本来の自己表現のキーになるように感じています。
今度の土日はリモートビューイングワークショップ。意識的なタイムトラベルを通して自己表現をブロックしているものをリリースし、本来の自分の姿を自らの力で知るためにもリモートビューイングは役立ちます。