嫉妬や妬み、恨みや傲慢さ等は他者との比較から生まれますが、その根本にある想いは他者や社会から認められたいという想いです。自分以外の人に自分自身を説明して理解をしてもらいたい、分かってもらいたいという思いがあると、いつまでも満足はせず不満状態が繰り返されます。
この状態は人間関係にも響くものです。自分を証明するような態度や言動が生まれ、「こんなにしたのに何で」という見返りや期待が生まれたり、「どうせ自分はあの人と違ってダメだ」という自責の念などが出て、簡単に傷付いてしまうものです。
本来の人間関係は、自分を証明して理解してもらうためにあるのではなく、自分自身の力で自分を知る・認めるためにあるように感じています。友人でも、家族でも、恋人でも、夫婦でも、同僚でも、どんな関係性であれ、そこには不満ではなく満足な状態が存在しています。そして、他者を映し出しているエネルギー要素は自分の意識の中に存在しています。その点から切り離れてしまうと、比較が始まります。
豊かな人間関係や人生を作るためには、どんな状況であれ穏やかにいることです。あまりくよくよと考え過ぎたりせず、ゆったりとリラックスして自分の時間を過ごすことがキーです。また、他者との比較等が始まってしまったら、イメージで自分と他者を同じ色やエネルギーで包み込むのもよいですね。私=相手という自分と他者を包含するイメージ、自分と他者の区別が無く溶け込んでいるようなフィーリングを味わいます。
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