アカシックからの情報はニュートラル。つまり、良いとか悪いという偏見は一切なく、単なるデータとして記録されている共有ネットワークです。どのように活用するかは私たちの意図や生き方が影響します。
例えば、結婚したいという望みがあるとしましょう。そして、今結婚できない理由はどこにあるのかという事をアカシックから情報を得ます。すると、チベットで何度も敬虔な僧侶やイタリアやレバノンで神父、古代ケルトで神官をやっていた事がどうやら影響しているということが分かったとします。
この情報自体はニュートラルで偏見がありません。単なる情報と言えます。そして、この情報を知ってどのように現実に活用するかで人生を拡大させることにも収縮することにも使えます。この場合、大きく分けて2つの反応の仕方が考えられます。
一つは、「なるほど。過去世で何度も結婚を禁じていた環境にいたんだ。だから今回の人生も結婚は無理なんだ。」という反応。
もう一つは、「なるほど。過去世で何度も結婚を禁じていた環境にいたんだ。でも今は過去世と同じ環境では無いから、結婚の可能性はあるんだ。」という反応。
前者は収縮した反応、後者は拡大した反応と捉えられます。収縮すると人生の展開は遅くなります。拡大すると人生の展開は早くなります。例えば、この質問した人の今回のタイムラインに結婚するというイベントが用意されているとしたら、収縮した反応をすれば結婚の時期は遅くなりますが、拡大した反応をすれば早くなるということです。
結婚を例にしましたが、どんな事例でも同じです。収縮した反応をするか、拡大する反応をするか。恐れや諦めをモチベーションにするか、好奇心やワクワク、明らめをモチベーションにするか。諦めは「どうせ上手くいかないから無理だ」という反応、明らめは「どうせ上手くいくから大丈夫」という反応です。
人生は出来事にどのように反応するかの連続です。いかに自分らしく、比較無しに、反応することができるかが、人生を豊かにするキーのように感じています。