大人になると子供の頃のように遊ぶことを忘れてしまったり、遠慮したりためらったりしてしまう傾向があります。
一般常識や社会意識の中で、大人は働いて遊んではいけない、一生懸命努力して頑張らなければ幸せになれない、等の概念に束縛された結果、仕事だけの人生になってしまったり、自分のやりたいことを我慢した人生になってしまったり。その結果、自分に罰を与えるように傷付いたり、病気になってしまったりすることが起こってきます。
子供は何でも遊び道具にします。どんな場所にいても、工夫をして遊びを発明したり、楽しんでいつでも笑っています。ある調査で、子供は一日で400回笑うが、大人になると一日15回しか笑わなくなる、というデータがあります。
確かに大人になると責任が増えてきて、やらなければならない事が増えてくるでしょう。しかし、遊び心の中に元々在る自分のオリジナルな音や色を輝かせるヒントが詰まっています。一日の中で時間を作り、遊びを取り入れることも人生を豊かにしていくヒントだと感じています。