この世の中には複雑な事や困難で入り組んだ事などがあります。そこに私たちはどっぷり浸ると、心配や不安、嫉妬や傲慢、苦労など自分自身の可能性を抑圧してしまう要素が生まれてきます。
しかし、どんな物事もよくよく全体から眺めるとシンプルな事が組み合わさっただけで、誰かに言われた訳ではなく、自分自身の過去の記憶や行動してきた痕跡から、複雑に見る癖がついているようなものです。
ある意味、複雑だからこそ美しかったり、楽しかったり、解決したときの驚き等を味わえるものです。なので、複雑さは悪いものではありません。人間体験を豊かにしてくれるものになり得ます。
ただ、それがパターン化していると、複雑の中から抜け出せずにいつまでもループ状態でグルグルとしてしまいがち。もし、困難や不安があったら、一つ一つを見るのではなく、全体からの視点を持つことがシンプルにしていくポイントです。階段の一段一段を見るのではなく、階段全体を見渡すと階段の終わりが見えます。細かなビジョンではなく、大きなビジョンを持つことがキーだと感じています。どんなプロセスがあるかは分からないけど、結果的にこうなるという大きなビジョン。