2012年の冬至が間もなくやってきます。今年の冬至は12月21日20:12です。いよいよ分離の時代よりだったのが、ユニティ(合一・統合)の時代へと入り、これから500年程掛けてユニティへと移行していきます。つまり、今年の冬至が移行の1000年の幅のピークに当たるということになります。この波は、500年前に起こったルネッサンスから始まっています。これからの時代、突然ユニティになるという訳ではなく、徐々に500年の時間を掛けて移行をしていきます。ちなみに、分離とは権力や争いをはじめとする主観と対象を完全に分離した考え方がベースの時代で、ユニティの時代とは、和と合一、主観と対象が消え融合した考え方がベースになる時代と言えます。努力をして頑張ってほしいモノを手に入れていく時代から、努力無く楽にほしいモノを手に入れていく時代になっていくとも言えるでしょう。
今までが分離よりだったことが、よりユニティよりで物事を捉えて時代が流れては行きますが、その反動として分離面も強調された形で表れてくるでしょう。抵抗のような形で表れたり、弱い面が極端な形になってきたり、誰かや社会を救いたいという気持ちや助けたいという気持ちも強調されてきてしまいます。つまり、内側で抱えていたブロックや先入観、生きていくための戦略、葛藤等の抵抗が現実に表れる傾向があるということです。恐怖や恐れで圧倒されてしまったり、過去の過ちや失敗、後悔が頭の中をループするという事もあり得ます。
冬至を迎え、2013年を自分の抵抗感、社会の抵抗感に巻き込まれずに進むために、自分が本当に心から体験したいビジョン(五感・感情)を明確にし、毎日の生活の中で少しでもよいので実践していくことがキーです。そして、穏やかに優しく、またどんな事が起ころうとも自分の気持ちを正直に表現することも大切ですね。先ほど書いたブロックや抵抗の話は、私たちの体の反応です。それが思考に表れてきます。この意味で、体を意識的に使うことも忘れずに。もし得体の知れない不安に襲われたり、壁があり途方にくれてしまっている場合、まずは体を意識的に使うことから始めてください。もしスピリチュアルな道に答えを求めすぎる傾向がある場合は特に。個人的な経験から、スピリチュアリティのみには答えはありませんし、リアリティのみにも答えはありません。答えは、その中間にあります。
穏やかさ、リラックス、一貫性、バランス、感謝・・・どんな事が起ころうとも、これらを意識化しておけば、これからの時代に自分のビジョンを簡単に、楽にこの世界で体感することができるようになると感じています。
12月13日(木)の新月の日に冬至と2013年を迎えるためのワークショップを行います。今年最後のイブニングワークショップになります。ご都合会いましたら、是非ご参加ください。