私たちは誰しもがこの世界で、ほしいモノを得るためにこの世界で自己を表現しています。ほしいモノという言葉を使いますが、ほしい状況、なりたい自分という言葉に置き換えることもできます。一人ひとりが、それぞれの意図を達成するために、日々生きています。そして、最終的に今の人生で全てを手にした時、この世界を卒業するということになります。
しかし、様々な体験を通してきた中で、いろんな人との比較、「認められたい」という気持ち、例えば学校等の体験で「あなたの絵は下手だ」というような他者からの評価等で、「ほんとうはこうしたい」という気持ちが歪み、ある意味他者のために生きてしまうような人生が展開してきてしまいます。ほしいものが手に入らない状態ですね。
こうなると、本当に心からワクワクとしてほしいっ!という気持ちからではなくて、「あの人がこう言うから」「あの人にこうなってほしい」というような他者との比較等の中でのフィーリングが「今ほしいもの」に摩り替わってしまうということが起こります。この状態だと、手に入れるものに違和感を感じたり、「何か違う」という想いが生まれ、いつまで経っても不満な状態が続きます。
まずは、自分の本当に体験したいこと、やっていて集中できて楽しいと素直に感じられることを行う事がほしいモノを手に入れるためのキーです。何がほしいのか分からないという場合は、小さい頃に楽しくやっていた事をちょっとやってみたり、ためらってやれなかった事を始めてみると「自分らしさ」が刺激されてきます。
でも最終的には、誰しもがほしいモノを手に入れる事ができます。それは意図次第。