あなたの目に映っている世界は、あなたしか見ることができない世界です。目に映る景色は、私たちが日々想っている思考やフィーリングがフィルターになって映っています。例えるなら、映画館の映写機。
もっと言えば、視覚だけではなく、全ての五感が映写機です。
世の中が不安や恐れで溢れているという想いがあれば、その世界が見えてきます。世の中が奇跡や楽しさで溢れているという想いがあれば、その世界が映ってきます。
世の中のネガティブ、ポジティブは私たちの想いが映写して世界が映し出されています。
もし、フィルターを通さずに世界を見ることができたら、どうなるでしょうか?
もしフィルターを通さなければ、そこには音や色、光だけが見えてくるでしょう。それは、空間を構成している要素とも言えます。まだ何も偏見が入っていない純粋な意識とも呼ぶべき要素。
全ての始まりであり終わりでもある瞬間のエネルギー。それは、いつでも存在しています。明晰(めいせき)になればなるほど、思い出されてきます。
そこに至るために私たちは生きていると言えるように僕は感じています。