この世界は全てに形があります。私たちが日々使っている「言葉」も形です。日々、些細な言葉であっても、何らかの形でこの世の中に姿を現します。この意味で、言葉はパワフルですね。
今この瞬間、目の前にある空間をキャンバスに例えるならば、言葉は絵の具になるでしょう。どんな言葉を使うかで、キャンバスに描かれていく模様や形は変化していきます。
どんな絵柄を描いてもOKです。とてもシンプルです。
もし目の前の光景が望んでいるものと何か違うと感じる場合、それは意図と反した色合いを使ってしまっているだけです。意図した光景を描くには、意図と言葉が一致している必要があります。
例えば、黄色い色を使いたいと思っているのに、青い絵の具を使ってしまうと、シンプルに望んだ色にはなりませんよね。
「(本当は黄色くしたいのに)あの人が青いのが好きだと言ったから青くした」というようなケースです。
意図と言葉が一致すると、目の前にはあなたが望んだ世界が広がっていきます。それは誰にでもマネできるものではなくて、あなたオリジナルの世界です。
あなたのキャンバスに望んだ絵が完成したら、この世界での体験は完了します。今この瞬間も自分で発した言葉が現実に起こっています。