ずっと探し求めていた答え。それを知った瞬間は府に落ちる感じや鳥肌が立つような感覚、そして「なるほど!」という快感を体感します。しかし、答えというものはずっと私達の本質的な部分に保存されていたもの。その答えを知った瞬間の感覚を味わうためにここに存在しているとも言えるように感じています。
本質的な部分は、例えるならば、大海。その中の一滴になって全てと融合しているような部分が本質と捉えていますが、その部分にいると答えも質問も同じになってしまいます。私の個人的な体験ですが、こちら側でいろいろと知りたい事があり、たくさんの質問を用意して、あちら側に行ったところ、まったく質問ができなくなってしまいました。というのも、質問と答えという概念が存在していず、全て「知っている」というような感覚になってしまったからです。質問=答え、答え=質問、のようであり、質問・答えという概念がありませんでした。
ここで知った事は、この世界にいて様々な出来事に反応して、質問に対する答えを知った瞬間の「なるほどっ!」という腑に落ちるような感覚を味わう事が、ある意味、ここにいる意図・意義・喜びなんだなぁということです。
全ての求めている問いに対する答えを知った瞬間に、全ての答えに対する問いをし終えた瞬間に、私達は再び大海の一滴になるでしょう。
もし、今何か知りたい事があったり、不安に対する解決策を知りたかったり、自分に対する答えが知りたい問いがあれば、必ずその答えは今この瞬間に存在しています。リラックスして、一呼吸。焦らず、リラックスした瞬間に答えはやってくるでしょう。
▼1月以降のワークショップのお知らせ