アカシックレコードとリモートビューイングの違いについてよくお問い合わせがあります。以前にもブログで書きましたが、別の例で書いてみたいと思います。
アカシックレコードとリモートビューイングの違いについて説明するのに、映画の例が分かりやすいと思います。
映画は、様々なカットがありシーンを作り、シーンが集まって映画という作品になります。映画には、様々な出来事・イベントがあり、主人公や登場人物が様々なそのイベントに対して反応をしてストーリーが展開していきますよね。
実際の映画の撮影風景を見てみると、役者さんや、監督さん、助監督さん、メイクさん、カメラマン、照明さん、など等たくさんのスタッフがカットを撮影するために働いています。映画の中では、たった10秒のシーンに1日を掛けたりすることもあります。
映画のストーリーを追って、どんなイベントがあり、どう展開していくのかを観察するのがアカシックレコードです。
映画の中のワンカットを取り出して、その撮影シーンに入り、どの位置にカメラマンがいて、監督さんが指示をしていて、ロケーションはどんな色があり、どんな香がして、温度や味覚、音、その周囲の感情などを観察するのがリモートビューイングです。実際のカットの中にいる状態です。
映画ではなく、これを実際に私たちの人生で考えれば、アカシックレコードでは、この人生ではどんな事が起こってどんな反応があったのかを全体的に見ます。リモートビューイングでは、具体的に例えば1989年3月25日午後3時32分の長野県松本市立岡田小学校というように具体的な時空に意識を移動して観察をするイメージです。この点から、リモートビューイングは意識的なタイムトラベルとも呼ばれます。
両方とも五感・感情を伴いますが、意識の状態が深くなればなるほどアカシックレコードではある瞬間五感が一つに繋がり、情報と私が融合したような感じになっていきます。リモートビューイングでは、日常を過ごしている状態と似ていて、五感と感情が使える体験と言えますが、意識が深まれば完全に体から意識が抜けるような体外離脱的な体験になります。またあるポイントまでいくと、アカシックレコードアクセスもリモートビューイング的に、アカシック情報の中で生きているような感覚にもなってきます。
両方に言えることは、体験をしている間、趣味や嗜好パターン、ジャッジなどを手放して完全な観察者として情報にいることができるほど、情報が正確になってくるということです。不安や心配、「こうでなければならない」というものがフィルターになると、それが情報を歪めてしまいます。専門用語では、AOL(Analytic Overlay)と呼びますが、詳細は記事「AOL(Analytic Overlay:分析的オーバーレイ)」をお読みください。
イルカのように明晰に、そしてクリアに生きるために役立つリモートビューイング。思い込みや先入観を捨てて、別の時空を体感できるリモートビューイングの概要やその可能性についてまとめました。ゲリーボーネル氏との共同開発プログラムもご紹介しています。