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瞑想中の不快感や異常時の対処法

瞑想をしていると、不快感や恐怖など心身の異常が出るというご質問もよく頂きます。

例えば、瞑想をしていると、眉間の辺りが痛くなったりなどの痛みや、不安感や恐怖感が出てくるような現象です。

このような現象もナチュラルな現象で、一言で言えば「エゴの抵抗」です。エゴが抵抗するということは、瞑想がうまくいっている証拠でもあります。もちろん、無理に味わう必要はありませんし、個人差もありますが、瞑想を行うと何らかの異常が出てくることがあります。

様々な要因が考えられますが、これもひとつの心のデトックスです。2日目にお伝えした雑念が出ている状態と同じような現象ですので、2日目のQ&Aをまずは参考にしてみてください。

その他に考えられる原因と対処法を下記に箇条書きします。

1.意識の拡大に伴うエゴの抵抗

瞑想をすると意識が拡大していきますが、エゴが意識の拡大を怖がっていると、
文字通り恐怖や心配という現象を使ったり、体に痛みを出したりして、何とか元に戻そうとしてきます。
痛みや不安が出ているということは、瞑想がうまくいっている証ですので、
「あー、今エゴが抵抗しているんだな」位に軽く捉えて、そのまま継続して瞑想をしていくか、
時間を短めに始めて、徐々に伸ばしていくという方法もよいです。

2.運動不足や水分不足

日頃から運動や水分が不足していると、集中力が欠如する傾向があります。疲れやすくなったり、
エゴが抵抗しやすくなったりという現象が起こります。静的な瞑想だけではなくて、動的な運動、
そして水分補給を意識的にしていくことによって、瞑想も深くなっていきます。

3.姿勢が悪くなっている

背骨が曲がっていたり、体勢が悪いと、意識が拡大せずに、収縮してきて、結局エゴの抵抗に合いやすく
なります。すーっと背筋を伸ばし、軽く顎を引き、鼻呼吸を意識して行うのが基本的な瞑想の姿勢です。
ストレッチポールなどを使って、ストレッチしておくのも瞑想の準備としても効果的です。

4.意図が明確でない

意図が明確でないと、やはりエゴの抵抗に合います。疲れたり、面倒くさくなったり、億劫になったり。
何のために瞑想をしているのか?という答えを瞑想前にチェックしてから行うことをおすすめします。

何事もそうですが、エゴの抵抗が出てくると、「自分には向いていない」とか「自分はできない」というような
理由を付けて、止めてしまうことがよくあります。

とにかく、少しづつ、少しずつ、瞑想を日々の儀式的な日課にしていくことで、どんどんと輝く自分がこの世界に放射していきます。

焦らずに継続して瞑想を活用していただければと思います。

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