自分自身が設定している意図が今の現実を導いています。今起きている出来事や現状は意図の結果とも言えます。大きな視点から見れば、全てはパズルのピースとピースは完全に合っていますが、現実的な視点から見れば時間が早くなるか遅くなるかは大きな要素ですね。50年掛けてほしいものを手に入れるか、5日で手に入れるか。これは時間的に大きな差があります。
意図に葛藤やブロックが入っていませんか?
シンプルにそして早く現実化させるためには、前回書いた記事「ほしいものを手に入れる方法は一つではない!」も一つのポイントですが、もう一つのポイント。それは「意図の中には個人的・社会的な葛藤を入れない」という点です。個人的な葛藤とは
「人前だと自分の気持ちを言う事ができないから、○○を手に入れる」
「あの人に認められたいから○○を手に入れる」
「悲しみの気持ちをリリースするために、○○になる」
というような個人的な葛藤やブロックが前提としての意図です。これだと、「ほしいもの」にエネルギーは流れず、ブロックや葛藤にエネルギーが流れ、結果的に葛藤が助長されていきます。
もう一つは社会的な葛藤。
「あの人を助けてあげたいから、○○を手に入れる」
「地球を救いたいから、○○を手に入れる」
「社会を変えたいから、○○をする」
というような対象が自分の外側に向かい、しかもその外側に対して不満がある意図です。結果的に、自分自身の中にある何らかの葛藤を通して、外側を見ている状態ではあります。これも、「ほしいもの」にエネルギーは流れず、外側の不満な状態に流れ、ますます世界に対して不満が募ります。これはコントロールの問題にも関係あります。他者や社会、地球には、それぞれプラン・予定があります。その予定を許可無く土足で上がろうとしてしまうことは、よかれと思っていたとしても、コントロールとなってしまいます。大きなお世話という事にもなりかねません(^_^;)僕自身も日々意図を観察して、他者や社会に対して傲慢になっていないか自分を観察しています。特に夫婦関係や家族だと親密な分、注意が必要ですね(^.^)
現実化を早める意図の作り方
では意図をどのようにしたらよいか?子供の頃の好奇心にヒントがあります。例えば、子供の頃、雨上がりの日に水溜りに飛び込んでジャブジャブとした体験はありませんか?または、子供の頃、純粋に機械などの仕組みが知りたくて分解をしたり、塗り絵で、一般常識から離れて好きに色を塗ったりした経験は無いでしょうか?
つまりは、純粋な意図ということです。対象が外側や自分の弱みや葛藤に向かわず、好奇心やチャレンジ精神、純粋な気持ちでの行動です。登山家の言葉で、「そこに山があるから登る」と同じような意図です。純粋な気持ちで「私は○○をする」「私は○○がほしい」という気持ち。これが現実化を早めます。その意図は、外側に自分を証明する気持ちから作られたものではなくて、自分の本質的でワクワクするビジョンから生まれるものです。正当な理由は無い意図ですね。
純粋な意図から「なりたい自分」になれば、ナチュラルな方法で他者や社会のモデルや資源になれます。ただ今この瞬間を自分自身になっていけばいくほど、その輝きによって他者や社会に影響を与えることになります。