欲しいものを現実化する、なりたい自分になるために私たちはこの世界で様々な体験を一人一人がしていますが、なかなか現実化がスムーズに展開していかない一つの理由として「遠慮」があります。
幼少期の頃の体験で、両親が手に入れてきたものを、私たちは手に入れていくというパターンが表れることがあります。両親から受け継いだ生きていくための術ですね。両親から認められるためには、両親が手に入れられないものを手にする事をなるべく避けるという安全策を得るパターンです。ここから遠慮という気持ちや概念が生じ、無意識の中に遠慮のパターンが刻まれて、その結果社会に出ても遠慮が生まれる訳です.
また日本人の文化には、この遠慮が美徳とされている面があるようで、他者に対して気を使い過ぎたり、自分自身の価値を低くしてしまう傾向があります。もちろん謙虚さというものはバランスを取る為には大切ですが、「ためらい」は自分の道から外れる行為になります。
現実化を早めるためには、この遠慮の呪縛から解放されていく必要があるでしょう。そのためには、勇気を持ってためらわない人生を進む事ですね。相手の顔色を伺うパターンがもしあれば、意識の上で、「あなたの気持ちも分かるけど、私はこの道を進みます」という決意が自分のステップへと進むキーです。