夢の中では何でも体験することができます。明晰夢(夢の中で夢に気付いて自由に夢を体感する夢)になれば、意識的に夢を体験することができるようになります。更に、感覚意識が明晰夢に伴っていくと、体外離脱、更に幽体離脱へと広がって行きます。
明晰夢であれ一般的な夢であれ、夢は自由な空間なので、本来であればワクワクして本当に体験したい体験ができるものです。しかし、現実的なこちらの世界で、抑圧やブロック・葛藤があると、そのフィルターによって本来体験したい夢ではなくて、まさにブロックや葛藤の夢になってしまいます。ドリームヨガでは「カルマの痕跡」と呼ばれる現象です。
それでも、ある意味、そのような夢であっても、私達は自由に夢を見ています。これは、喜びを与える夢ではなくて、自分自身に罰を与えているようなものですね。そして、朝現実で目覚めると、また同じような夢の世界が展開していきます。この状態では、全く何も変わらず、自分自身のブロックを助長したり擁護しているようなものです。人はなかなか変わらないとよく言われるのは、この現実で過去のブロックを心のどこかで肯定し、欲しいもの・なりたい自分を現実化させることを後回しにしたり否定してしまう傾向があるからでしょう。欲しいものを手に入れることは、新しい環境になるかもしれないので怖いことでもあるんです。
話が少々ズレましたが、見たい夢を体感することも勇気がいるでしょう。見たい夢がどんどんと見れるようになれば、今の現実も同様になりたい自分になってきます。寝る前に「こういう夢を体験するんだ」という決意ができるかどうかがキーです。
今度の18日(土)は多次元的な自分を知るための「体外離脱ワークショップ」を開催します。残席僅か。ご興味ある方はお早めにお申し込みください。