私たちは直線的な時間「過去→現在→未来」というように物質世界を生きています。
それと同時に無限に、雄大に拡大している意識の領域、パラレルワールド、つまりは別のバージョンの私も生きています。
それは、座標軸のように表現できて、今の世界線(過去・現在・未来と続くタイムライン)を一つの点とすれば、下記の図のように点と点が無数にあって、それぞれが線によってリンクしています。
それぞれの点があなたであり、「別のバージョンの私」です。
別のバージョンは、今のような人間として時空(転生)を生きているし、動物や植物としてのあなたもいますし、建造物や土壌、機械や概念そのもののあなたも存在しています。また、言葉として表現ができない存在、知性では理解が難しい存在としてのあなたもいます。
本当に無限の広がりがあるのが、この創造の世界。
そして、その中心があなたの本質であり、源です。
源そのものは無であると同時に、森羅万象の全てを生み出す衝動があるので有でもあります。
何も無いけど全て在る、全て在るけど何も無い。
と言語化できます。
それぞれの「別のバージョンの私」は上記の図のようにネットワーク構造でリンクしています。
これをタイムリンクとか、タイムピアシングと呼びます。
また、交点をユニバーサルポータルと呼びます。
私たちは現実的に、朝起きて、一日を過ごし、夜眠って、また朝が来て・・・を繰り返して、様々な思い出や記憶を持って、今何歳になったというように時間の流れの中で生きているように感じていますが、実際、私たちの意識は、上記の図で言えば、このパラレルワールドの点と点を行ったり来たりしていますし、またこの全てを同時に包み込んでいます。全は個であり、個は全である。というフレーズで説明できる概念になります。
それぞれが相互作用で繋がっていて、現実的な今のタイムラインにも現れます。
その繋がりは源の衝動にもよりますし、今の想い(意図)にもよります。
そして、別のバージョンの私へと繋がりその人生が続いていきます。
この意味で、例えば、あなたの昨日、1時間前、1分前などの過去は既に別のバージョンになっていて、
今この瞬間は、昨日の視点から見れば、別のパラレルワールドになっているかもしれません。ちょっと解説がややこしいですが。
別のバージョンの私は、様々な可能性が存在しています。
つまり、あなたが「こうしたい」とか「ああなりたい!」と言う世界がイマジネーションできれば、それは既に存在しています。
だからこそ、イマジネーションができます。鶏が先か卵が先か?的な視点ですが、それは相互作用で全てが同時存在で繋がっています。
本当にこうしたい!という想いや意図が別のバージョンの私へと繋げます。
川が流れていて、別の川と合流するようなイメージです。
すると、様々なインスピレーションがやってきたり、新しい出会いがあったり、奇跡のようなめぐり逢いが起こったりします。
これが現実化です。