浄化が必要なのはこの世界でたった一つです。
そもそも浄化とは、一般的なニュアンスとしては、汚れたものを清くすること、邪気を払うこと、悪い状況を良い状況にする、というような意味になると思います。
下記のような浄化にまつわる事を聞いた事はありませんか?
・この石には邪気が付いているから浄化しないといけない。
・地球を浄化しなければならない。
・あなたには霊が憑いているから浄化が必要だ。
・魂を浄化する。
このような浄化にまつわるストーリーがたくさんありますが、どれも概念に過ぎません。
しかし、浄化が必要であるとすれば、それはたった一つ。
それはズバリ
体
です。
必要なのは体の浄化のみで、他の対象には直接浄化する必要は正直ありません。
体の浄化とは、一言で言えば「健やかな状態を保つこと」になります。
この世界は共鳴です。
想い(意図)が結果として現れるだけです。
不健康な状態や不安、心配などの気持ちでいると、結果的にそれが外側に投影されて認識になります。
石の例で言えば、体や心が疲れていれば、石が疲れているような状態に見えます。
体や心が不調和でいれば、極端に言えば、外側は地獄に見えてしまい、浄化が必要というような概念が生まれます。
様々な浄化の概念は、私たちの心身の状態が外側に投影した結果として生み出されてきた現象にすぎません。
もちろん、私たちの内側(心身)と外側の繋がりを理解した上で、外側を癒すというアプローチは悪い事ではありませんので、浄化という概念を様々な場面で活用することはできますが、内側と外側を分離した状態で、外側をいくら浄化したところで何も変わりません。
むしろ、「浄化しなければだめだ」というような、脅迫概念や義務が生まれてしまい、更に不安や心配、葛藤が助長されます。
健康第一。
日常的に、体のケアを行い、健やかさを保つことで、浄化という概念さえも不要になります。
外側と内側は常に繋がっています。
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