葛藤やブロック、抑圧した感情、ストレスなどを癒すヒーリングの後に、リバウンドが起こる事がよくあります。
リバウンドとは、元に戻ってしまう、つまりまた同じブロックや葛藤のサイクルの中に入ってしまう事です。
僕は、逆ヒーリングと呼んでいます。
いくら優秀なヒーラーさんに施術を受けても、ヒプノセラピーやセッション等を受けて楽になっても、しばらくするとまた同じ状態に戻ってしまうことがあります。
それは、エゴ(自我意識)の防衛本能が原因です。
エゴのプログラムは「生き延びる」という機能。安全に生き延びるプログラム。
過去の体験で、どんなに傷付いたとしても、それがあったからこそ生きて来れた、というようにプログラムをしています。
その機能は、環境や文化などの影響を受けるため、個人個人で異なります。
つまり、ブロックがあったからこそ、生きて来れたというデータがある状態だと、ヒーリングでそのブロックを取ってしまうと、どのように生きていけばよいか分からなくなり、結果的に前と同じようなブロックを取り戻します。
例えるならば、コップに水が入っている状態が安心なのに、急に空になると、逆に不安になって、またブロックの水を入れるようなイメージです。
エゴは、虚無となったところを何かで満たしていくというプログラムがあります。
一時的にヒーリングは効果的で楽になっても、徐々に徐々にエゴは再びブロックを取り戻していき、リバウンドが起こります。
このエゴのリバウンドを回避する方法は、先程の例でいうと、空になったコップにどんな水を入れるか?という点にあります。
リバウンドを起こさない水は、「本質の水」です。
本質の水とは、創造力、パッション、個性、インスピレーションなど、オリジナルの本質のビジョンです。
ヒーリングが起こったら、今まで蓋をしていた下にある本質の輝きが出てくるはずです。
葛藤やブロック、抑圧は、蓋になっているものなので、その下には私たちの本質的な輝きがあって、それが放射し始めます。
それは、様々な形で、この世界に姿を表します。
直感、夢の中、出会い、ふとした閃き、インスピレーションを通して、ワクワクとしたパッションが沸きあがってきます。
それを、日々の中で少しづつ少しづつ行動に移していく事で、空になったコップに本質の水が注がれていきます。
ヒーリングが起こったら、そのままにしておけば元に戻る可能性が高いものです。
その後、何をしたいか?何がほしいか?どんなことがやりたいのか?何を実現したいのか?という点にフォーカスすることがよりよい人生を生きるために必要なエッセンスです。
本当の意味で自分を癒せるのは自分しかいないんです。
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