家族との関係性や学校での体験を通して、私たちは幼少期の頃から様々な思考パターンや行動パターンを身に着けます。
そのパターンによって、本当はやりたい事ができなかったり、手に入らなかったりしてしまうことがあります。
いわゆる、葛藤ですね。
この葛藤は、大人になっても、幼少期の頃に身に着けてきた生きるための戦略になっているため、継続し日常の様々な場面で葛藤の証を体験します。
不安や心配、傷付く体験、体の不調やケガなど、心身に現れる事がよくあります。
この葛藤を手放すための実践は様々ありますが、ここでお伝えしたいのは、創造力を意識的に日々の中で表現することです。
創造力は、私たちの源・本質からのメッセージで、葛藤とは無縁です。
創造力自体には葛藤は存在できません。
この創造力を意識的に日々の中で表現していくことが、葛藤を溶かします。
なぜならば、今まで葛藤にエネルギーを注ぎ、心身に不調を現実化させていたことから、本質的な創造力を現実化させることにシフトするからです。
結果的に、葛藤が消えていくわけです。
確かに長年のパターンで、心身の不調は継続してあるかもしれません。
しかし、創造力を表現していけば、その不調は弱点ではなくて、個性にシフトしていきます。
つまり、その不調を拒否するのではなく、認めることができます。
また、不調を緩和させていくことにも繋がっていきます。
もはや弱点としてクヨクヨする必要がなくなっていき、「あー、これが私の体なんだな」と淡々に分かることになります。
癒しが起こるということです。
もし長年の痛みや不調で苦しむことがあれば、そのケアをしつつも、創造力を表現することをしてみてください。
ちなみに、表現することは、他者に認められることではありません。
「上手くやらなければ」という想いは不要です。
ただ、創造力を活用すればいいだけです。
結果的に、それが自分のライフワークになり、多くの人を魅了することにも繋がるかもしれません。