誘導瞑想(ガイド瞑想)は声のガイドに従って、イメージをしながら心や意識の状態を瞑想が意図する状態へと導く手法です。
催眠療法でも用いられる手法で、それぞれテーマが設定されているため、瞑想初心者の方にもご利用しやすい瞑想スタイルです。
誘導瞑想のテーマにもよりますが、自分の視点でイメージしながら行うのが一般的なイメージ法ですが、誘導に従っている自分の姿を
観察しながら行っても大丈夫です。
ただ、なかなかイメージができない、イメージが苦手でうまくいっているか分からないという声もよく聞きます。
誘導瞑想は実際の視覚化できなくても大丈夫です。
イメージをしながら行う方法は五感の中でも「視覚」を使った方法になります。
私たちは日常的に視覚に頼る傾向があるため、誘導瞑想でも視覚化するのがやりやすいものですが、
他の五感を使うのも効果的です。
視覚の他に、嗅覚、聴覚、味覚、触覚があります。
また、五感に分類ができないような、「こんな感じ」というフィーリングがあります。
視覚化が難しければ、他の五感を使うか、五感が使えなければ、「こんな感じ」というような直感的な感覚で
誘導に従っていくとよいでしょう。
それだけでも十分に瞑想を体感することができます。
また、誘導瞑想には特定のイメージする順番、ストーリーがあります。
一回だけの瞑想では、そのストーリー展開に迷ってしまったり、途中で寝てしまったり、スピードについていけなかったり
と様々な抵抗が出る事もあります。
「うまくいっているのかなぁ」とか「ちゃんとやれているのかな」という想いが出てしまうと、その時点で瞑想の集中が切れてしまうことになります。
そのため、複数回行うとよいでしょう。また、瞑想のストーリーを覚える事ができたら、ガイドの声ではなく、自分のペースでイメージをしながら
行うのもよいと思います。
是非、あなたらしい誘導瞑想のスタイルを見付けてみてください。
下記に誘導瞑想の動画を公開していますので、必要に応じて使ってみてください。