体外離脱も幽体離脱も意識が肉体の領域を越えて拡大する体験である点では同じで、ニュアンスや言葉の定義によっては体外離脱と幽体離脱をまとめて「体外離脱」として使うこともありますが、実際の体験は少々異なります。
体外離脱はエーテル体、幽体離脱はアストラル体へと意識が拡大する体験です。エーテル体への拡大は、リモートビューイングやバイロケーションとも呼べる体験で、集合的に合意された時空の中を体験します。アストラル体へ意識が拡大する幽体離脱は集合的に合意された時空から離れるので、時間の縛りも無く、また人類が今まで(+これから先)に創造した全ての概念・情報が入っているので、現実的な枠組みを超越した体験ができます。自分自身の意識がそのまま姿を表すような体験です。英語では、「アストラルプロジェクション」と呼ばれる体験で、アストラル領域に自分の意識を投影させた体験になり得ます。
現実的な時空を観察したい場合は体外離脱・リモートビューイングを行い、様々なインスピレーションや時空を超えた大きな視点から今の現実を捉えたい場合は、幽体離脱・アストラルプロジェクションを行うというのも一つのアイデアですね。共通しているのは、両方ともまだ「個」というユニークさがあるという状態。また「意識的」な体験となる場合は、体の感覚意識も一緒に旅をしている状態になります。なので、日常を生きている時と同じような感覚で体験をします。アストラルプロジェクションになると、五感や感情を超えている、もしくは五感・感情が統合されているような体験となります。
いずれにしても、この体験は誰もが日々行っていますが、無意識的になっているものです。これを意識的に行う事ができると、もっと日常がイキイキと輝きを増してきて、自分らしい人生が展開してきます。3月16日(日)は11時より体外離脱ワークショップを行いますので、ご興味ある方は是非ご参加ください。