タイムリープについての情報は数多くあり、インターネット上でもさまざまな説が飛び交っているようですね。
本質的な理解は個人の体験を通じて得られるものですが、僕の臨死体験やシャーマニズムの儀式による意識の世界の体験から、タイムリープについて解説します。
タイムリープとは、時間を超えて過去や未来に完全に移動することです。一般的には、SF作品や映画でよく登場しますね。タイムリープのアイデアは、時間を操作して過去の出来事を修正したり、未来の情報を得たりするといった、人間の願望や好奇心をくすぐるものです。
最近、明晰夢を通してタイムリープが可能なのかという質問がありました。
結論として、明晰夢を通じて過去に意識を完全に移動させて生きるという意味でのタイムリープは不可能です。明晰夢は自由にコントロールできる夢であり、過去の自分に戻って夢をコントロールすることはできますが、意識を完全に移動させるわけではありません。なぜなら、夢は私たちのエゴ(自我意識)が意識の世界を現実と照らし合わせて解釈しているからです。
ただし、エゴの意識が拡大すると、夢は体外離脱や幽体離脱(アストラルプロジェクション)に近い状態になり、時空を超えた体験が可能になります。
実は、私たちの意識は無限に広がる平行世界(パラレルワールド)で同時に生きており、意識の世界にダイブすると、その世界を体験できます。
この観点から言えば、私たちはすでにタイムリープして様々な世界を体験していると言えます。
別の世界からタイムリープして現在の自分を生きていることもあるし、実は、今の人生に未来の自分がタイムリープしているということもあります。
しかしながら、その別の世界を普通に体験できないのは、エゴが関与しているからです。
エゴは、自分の個性や自己認識を形成する要素で、それぞれのパラレルワールドでは異なるエゴが存在します。
そのため、普段は他の世界の記憶を思い出すことができません。
意識の拡大を通じて本質の意識(超意識)の世界を体験することで、別の世界を体験することが可能になりますが、完全にその世界でやり直すことはできません。なぜなら、私たちが今意識している世界は、自分の本質(超意識)が必要な体験として存在しているからです。
意識の世界に潜ると、何も変える必要がなく、全てのパズルのピースが完全にはまっていることが分かります。
過去に現在の意識を持って戻っても、エゴが同じであるため、一時的に選択を変えて別の人生を歩む可能性はありますが、結局同じエゴが同じ結果を創造していくでしょう。
例えば、10年前に戻っても、その時のエゴや価値観が変わらなければ、同じように考え、行動し、結果的に同じ選択をする可能性が高いです。
私自身も、臨死体験で子供の頃の世界や別の人生を体験しましたが、結局この世界に戻る選択をしました。
過去に何があったとしても、現在の自分を本質的な人生に向かわせるようにエゴをバージョンアップさせることができれば、自分らしい道を作り出していけます。
この世界が夢だとすると、どこかで目覚めることもあり得ます。
結局、今の世界を完全に満足できるようになれば、パラレルワールドへの移行やタイムリープも可能となるかもしれません。