今回は余計なお世話から自由になるということについてです。
自分にとっての天国は相手にとっての地獄
余計なお世話・お節介。それは、相手にとって親切心からよかれと思ってしたことが、相手に不愉快を与えてしまう行為。
正直、誰かを勝手に助けること、親切をしようとすることは、傲慢な行為で、相手の人生を自分の思い通りにコントロールをしようとする表れになることがあります。自分にとっての天国は相手にとっての地獄。気を付けないと、よかれと思ってしたことが、人間関係を悪化させてしまい、親切にしようと思えば思うほど、助けようと思えば思うほど、人間関係が複雑になり、簡単に傷付いてしまう人生になってしまいます。
相田みつをさんの言葉
相田みつをさんの有名な詩のひとつに次のようなものがあります。
親切と言う名のおせっかい
そっとしておくおもいやり
時にはそっとしておくこと、つまり相手を信頼して相手の行動に任せることが本当の意味での思いやりになります。
余計なお世話の根本にあるもの
余計なお世話・お節介は、他者から認められたいという他者承認から生まれています。そして、それがコントロール・操作という行動に表れます。
「私はこんなにすごいことを知っているから私が助けてあげましょう」「私はすごい能力を手に入れたからあなたに教えてあげましょう」「このエネルギーをあなたに送っておくから受け取って」・・・・
余計なお世話・お節介は、自己重要性や傲慢さは満たされていないという不満からの行為です。
余計なお世話から自由になる秘訣
そんな余計なお世話から自由になるために必要なことはズバリ「コミュニケーション」に尽きます。
相手との間で合意があれば、余計なお世話やお節介になりません。合意は得るためにはコミュニケーションが現実的に大切です。それが無ければ、身勝手であり傲慢なコントロールになってしまいます。明らかに相手が困っていそうな時、勝手に助けることは相手の人生に介入することになります。どんなときでもコミュニケーションが大切になります。
どうしても相手を助けたくなった際は
「あなたは今○○で困っていることはないですか?」と質問をすることです。相手がどんな反応をするか期待せずに。質問から対話が始まります。
では、相手から余計なお世話なことをされた時はどうすればよいでしょうか?
やはりこの時もコミュニケーションがキーです。自分の事を考えてくれたこと自体には感謝をしつつも、「私はそれを望んでいない」という事をしっかりと正直に伝えることがポイント。もちろん、怒って言ったり感情的にならずに、淡々と伝えるか、ユーモアを交えて伝えることです。
例えば、「私はそれについてはこのような考え方を持っているので今は自分の力で対処します。もしあなたの助けが必要になった際は、その時に声を掛けさせてもらいたいと思います。」
というようなイメージで正直に伝えることが相手の余計なお世話から自由になるポイントです。
この世界の全ての人はみんな違います。それぞれ価値観も違えば、葛藤やブロックの度合いも違うし、生き方が違います。違っていて当たり前の世界です。ただ、その中で他者がいる意義は、相手とのコミュニケーションを通じて、自分の個性や生き方を知ることができる点にあります。
もし余計なお世話をしてしまったり、されてしまったとき、それは自分の中にある不満や他者承認というものが反応しているんだと認識することも根本的なコントロールのサイクルから抜けるためのポイントです。「された」は「した」です。コントロールという罠にはまっているとき、その根源はいつも己の中にあるものです。それを認識できれば、その奥にある創造力が顔を出してきて、面白い人生展開になっていき、自然と自分の価値を自分で認めるという自己承認になっていきます。
もちろん、コミュニケーションは生き物であり、セオリー通りにはなかなかいきません。ただ、みんな違うという世界の中で、相手と歩み寄りながら生きていくこと、相手の人生を尊重し信頼することができれば、人間関係を豊かにし、結果的に他者のために無理に何かをしなくても、ただこの世界で自由に自己表現をしているだけで、結果的に相手の役に立ったり、資源になったりすることができます。
小さな子供が笑顔でいると、周りも笑顔に自然となります。イルカと一緒に遊んでいると、夢中になって心身が癒されます。無邪気さ、純粋さ、遊び心、コミュニケーション、これが人間関係を豊かにする秘訣だと感じています。
僕自身も育児真っ最中。子供に対してコントロールになっていないか、日々注意して自分を見詰めています。傲慢は人間の誰もが持っている罠なんです。
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