感情を抑圧してしまうと私たちは様々なトラウマや後悔、「ああしてたらどうなったかな」というような想いに圧倒されてしまいます。特に悲しみの感情は私たちを過去へと繋ぎ止めてしまいます。
個人的な話になります。僕が中学生1年の頃、すごく可愛がっていたセキセイインコのピイちゃんがいました。ある日、学校から帰って、すぐに鳥かごに行くと、ぴいちゃんの姿がありません。隣に住んでいた3歳の女の子がどうやら遊びに来て逃がしてしまったようなのです。しかし、祖母が掃除をしていて逃がしてしまったと涙目で女の子をかばいました。僕はその女の子はまだ子供であり、またよく一緒に遊んで可愛がっていたし、また僕はばあちゃん子でもあったので、どちらを責める事もできずに、一人で部屋で大泣きをしました。とてもいたたまれず、そんな悲しみの気持ちがありました。
長年、封印して抑圧していた悲しみの感情でしたが、ふとした事で思い出し、妻のエリーに体験をシェアしました。そしたら、封印が溶けはじめ、悲しみという感情がニュートラルになり、その体験は単なる出来事になりました。出来事は出来事としてありますが、全く悲しいという意味が無くなったんです。
現在行っているアウェイクニングプログラムでも、同じように昔の悲しみの体験をシェアしてもらうという事を行いますが、多くのメンバーの表情が話し終えると穏やかになることを目の当たりにしています。
悲しみの感情を簡単に手放す方法、それは他者と体験を共有することです。他者に伝えることで悲しみがニュートラルなエネルギーに戻ります。この時、ポイントになるのは、相手に自分の気持ちを理解してほしいとか認めてほしいという操作的な意図ではなくて、あくまでも自己表現として淡々と自分の体験をシェアするとうことです。
トラウマや抑圧の感情は、無理やり忘れようとすればするほど、追いかけて来て、ずっと付きまといます。ポイントは、表現するということです。表現することで、完了します。
結局、この世界で自分自身の本質を知るためには、他者が必要なんです。もし、不安や心配、悲しみ、怒りなどがあれば、誰かに表現してみてはどうでしょうか。もちろん、相手のバイオリズムやタイミングなどもあるので、勝手に話すのではなくて、許可を得てから自分の気持ちを共有することがポイントですね。また、他者にシェアするのが気持ち的に難しい場合、手放す意図で紙に書くのも一つの方法です。
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シャーマニズムに基づき、約半年で準備を行い海外にてシャーマニックリチュアルを体験し、森羅万象が始まる瞬間である「創造の源」や多次元的な世界を体感し完全に腑に落とし自己覚醒のためのクイックプログラム「アウェイクニングプログラム」。本当の自分の正体を知りたい方、この世界の仕組みを腑に落としたい方、そろそろ能力の人生から「どう生きるか?」の人生にしたい方、自分探しの旅をそろそろ止めて本当の人生を生きたい方のご参加お待ちしています。期間:10セクション(8ヶ月~9か月):
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