今、目の前に表れている世界はリアルな世界として存在していますが、シャーマニズムの世界から見ると、例えるならば、バーチャルリアリティ的であり、ある種のプログラミングによって見せられている世界とも言えます。スパイラル状に形成されている美しくて、神秘的で、そして遊びに満ちている時空がこの世界を動かしています。全ての概念が、プログラムによってリアルに実在し、「私」という概念を通じて世界が見えています。
この視点から世界を見ると、「私」が世界を創造しているだけではなく、世界が「私」を創造していることが分かります。それは完璧であり、何も変える必要はありません。時空にも意図があり、それはこちら側の意図とも連動しています。意図があって結果があるのがこちら側の世界であり、結果があって意図があるのがあちら側の世界。全ては完全に満ちています。映画「インターステラー」のオチの部分がこの感覚に近い感じがします。
子供が無邪気に遊んでいるとき、子供達はこの感覚と繋がっているように感じています。つまりは、無邪気さ、遊び心の中に、「私」という視点から少し離れ、創造の中心へと戻るゲートがあります。
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