私たちは幼少期からの過去の記憶で様々な行動パターンや思考パターン、つまりは生きるための術を身に着けます。今、目の前に起こっている大抵の問題や不安は、そこからやってきています。
その思考パターンや行動パターンを決めさせたものは、傷です。家族や親、または社会の中で培った過去の体験から得た傷付いた体験が、生きるための戦略を作り、日常の様々な場面でその戦略通りに人生を構築していきます。この戦略を構築した源、つまりは抑圧している感情や正当化している傷を癒さない限り、どんな能力を身に着けようとも、どんな本やセミナーやワークショップに出たところで、一時的にはパワフルになるかもしれませんが、結局は元に戻り、いつもと同じ行き方が続きます。体が生きるためには、この抑圧はとても大切な役割を演じています。傷付いていた方が楽だと体は思っています。
しかし、本当の自分の姿で生きるためには、抑圧は邪魔です。抑圧をリリースする方法は様々です。ヒプノセラピーや瞑想、ヨガ等もとても役立ちますし、創造力をどんどんと活用することやその傷をストーリーを付けずにただ味わう事もリリースに役立ちます。ただ、一番大切なのは、本当に手放してもいいという決意、本当に自分を知りたいという意図です。これが無いと、人はテクニックや能力、義務的な行動に走り、結局は何も変わりません。一点の曇りの無いパワーが意図そのものです。そのパワーが自然な姿へと私たちを回帰させてくれます。
春分の日の祈りの集い+薬膳鍋de春分の宴のご案内
毎年恒例になってきている春分の日に行う春分の日の祈りの集い+薬膳鍋de春分の宴を今年も開催します。あちら側とこちら側を繋ぐバランスの日に肉体に感謝をし、本質的な意図を明確にするためのイベントです。お気軽にご参加ください。