私たちは過去の記憶で生きてしまう傾向があります。それが、思考パターン、行動パターンや無意識の癖や習慣を作り、日々同じような行動を取ります。そして、自ずと結果も同じになります。もし日常に不満があるとすれば、それは過去で生きてしまっている証になります。
また、現代は情報社会。日々、様々な情報が加速的に展開していきます。そんな情報の波に無理やり参加してしまうと、それは焦ってしまったり、慌ててしまったりすることを助長し、競争心や嫉妬心、不安、怒りなど不健全な状態へと陥ります。時には急ぐこともあるかもしれませんが、人生は競争ではありません。どのように生きるかがポイント。焦らずに自分らしいスピードで歩むことで、日常の中に新しい気付きや充実したフィーリングがやってきて、慌てなくてもほしいものはすぐ側にあることが分かります。
例えば、歩くスピード、家事のスピード、何かを持ち上げるときのスピードなどなど、自分自身の行動を今までの半分位のスピードに落としてやってみてください。ちなみに、このスピードは、自分のほしいものを後回しにしたり、ガマンしたりすることではありません。日々の行動そのもののことです。きっと、心に余裕が生まれ、過去ではなく「今」からの行動ができるようになって、満足な状態に気付くでしょう。そして、現実化は逆に加速化していきます。
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