今この瞬間、私たちが体験していることは私たちの意識の中に存在しているビジョンが投影して、世界が創られています。
一人ひとりが主人公である映画の世界。それぞれがオリジナルのシナリオの中で、それがシナリオであることを忘れて、自らが創造した概念の中で日々の生活を送っています。
他者は私であり、私は他者である
そんな日常の中で出会う相手もあなたの中にあるビジョンの投影であり、概念の一部です。どんな相手と出会おうと、それは自分が創造している相手です。「他者は私であり、私は他者である」ということになります。お互いが何らかの衝動やビジョンの元に共鳴して、お互いに相手を創造しています。相手に出会っているということは、自分の中に相手を表現しているエッセンスがあるということになります。
楽器のような音のハーモニーと同様に、人間関係もハーモニーで成り立っています。そして、目の前に表れている世界も同様にハーモニーです。全ては自分の意識の中にある概念の共鳴ということです。
自分の中にいる相手と繋がる
この意味で、どんな関係性になろうとも、他者との関係性の中から自分の本質を知るチャンスがあります。自分の本質を知ることができれば、世界はシンプルにもなりますし、ほしいものや、なりたい自分になるということが電光石火にやってきます。最終的には、自分が描いたシナリオを思い出し、人生のオチを体験することになるでしょう。そのためにも、相手とは正直で率直なコミュニケーションがとても大切です。コミュニケーションは自分をしるためのキーだと感じています。