日常の様々な場面で、私たちは競争心を抱いてしまうことがありますね。仕事の場面、友達との関係性の中で生まれる競争心。競争することは、嫉妬や妬みを生み出し、健全ではありません。正直、無駄な心と言ってもいいでしょう。確かに、競争することで、モチベーションを高めて、頑張れるというメリットもあるかもしれません。しかし、それは一時的にはいいかもしれませんが、競争の輪のサイクルから抜け出せず、心が休まることができなくなり、常に他者や他社を気にして焦ることにもなりますし、何しろ自分らしく生きることができなくなります。
競争のサイクルから突破するためには
競争のサイクルから突破するためには、ズバリ自分の力で自分自身を認めるサイクルに入っていく必要性があります。競争が起こる原因は、他者との比較。自分の正しさや正当性を外側に置いている状態。誰かからの承認を求めて、「何か間違っているんじゃないか」「自分が絶対正しい」という想い。これらの自分の証拠探しが、外側に向かっていると、他者との比較が活性化してきます。このサイクルから出るためには、自分で自分を認めることが重要です。
ひとりひとりがユニークで貴重な存在
自分を自分で認めるためには、オリジナルの創造力・クリエイティビティを日常の中で発揮していくことがまずは大切なキーです。それを個性と言ってもいいでしょう。この世界ではあなたはあなたしかいません。他の誰もあなたになることはできない。一人一人がユニークな存在で、他の誰かと同じになる必要性は全くありません。何かのビジネスを展開している場合、価格競争に参加してしまう場合もあると思いますが、これも同じ。他の誰かより安くしたり真似をして競争をすると、一時的には効果があるかもしれませんが、長い目でみるといつも外側ばかりを気にしてしまい、心が休まらず自滅してしまうことも。自分自身のユニークさ・個性を発揮することで、それに引き寄せられて人は集まります。価格ではなく、個性的なコンテンツ。競争の輪からでるポイントは個性の表現にあります。