例えば、黒猫が目の前をよぎると不吉、カラスがたくさん鳴いているとよくないことが起きる、など動物にまつわるサインや予兆の話ってよくありますよね。
でも、それは人間寄りに捉えたサインです。動物にも動物の、自然には自然の予定やプランがあるもので、それを人間寄りに捉える事や説明することは歪みが生じます。確かに、何かの事象が起こった時に、そういえばこの動物がこういう行動を見せた、という話はありますが、それがまた再び起こるとは必ずしもありません。
身近なところでは、ペットの行動を人間よりに捉えた結果、様々な問題行動を取るようになってしまったという話もあります。例えば、エリーの友人ののドッグトレーナーの話。犬が何も食べないようになってしまい、心配した飼い主が無理に食べさせようとした結果、犬の体調が悪くなってしまったという話です。犬は食事をせずに体調を整えるということがあるんですね。私たちは、あるポイントまで、自分自身の中の個人的なブロックや抑圧した感情を外側に投影してみることがあります。それが動物に向かうと、動物の中に自分自身のブロックを投影させて捉えようとします。世界を個人的に捉えることは、自分自身のブロックを助長することに繋がります。
私たちは、自然界の現象を理解したいという気持ちがあり、それはとても大切なことだと感じますが、自然界を個人化して捉えることは、自分自身を傷つけることにも繋がるので注意が必要です。先ほども書きましたが、自然には自然のプランや予定があるものです。
今度の土曜日は夏至の日です。ワールドブルーでは恒例の夏至のイベントを開催します。少人数でじっくりと2014年の冬至に向けて、自分自身の輝きを知るためのワークを行います。その後は、薬膳鍋でデトックス。ご参加お待ちしております。