私たちは誰もがクリエイターであり、アーティストです。それは例え仕事として行っていなくても、日々の日常の中でアーティスティックな部分やデザイナー的な能力を発揮して人生を進めていきます。
子供達の姿を見ると、それが分かります。どんなモノでも現象でも、深刻に捉えずに、遊び道具にしてしまいます。様々な工夫をして、遊びの一つにしていきます。子供達は本当にクリエイティブですね。
しかし、学校や社会、家族などの影響を受けることで、そのクリエイティブな部分を抑圧してしまうことが本当によくあります。例えば、「おまえの絵は下手だ」というように他者から批判をされたりすることで生まれる抑圧です。そして、創造力やイマジネーションは嘘で、思考重視・論理のみが正しいという意識に偏り、遊び心を自制し社会が求める方向へと歩を進める傾向があります。
本来の私たちは誰もがクリエイティブなパワーを持っています。もちろん、クリエイティブな力をどのように使うかという違いはありますが、あの人がクリエイティブで、あの人はそうではない、ということはありません。自分が描いてきた人生のプログラムを展開させていくパワーがクリエイティブです。
日常で物事がうまく進まなかったり、何か進展がしないなぁと感じたとき、クリエイティブなパワー・創造力を使っているかどうかチェックしてみてください。もし創造力を最近使っていないなぁと感じたら、メモ帳にペンで自由にいたずら描きを始めましょう。または、鼻歌で自由に旋律を唱えてもいいですね。些細な創造力が大きなパワーを作り、人生を動かしていきます。