私たちは意識的であろうと無かろうと、どんな状況であろうと、自分自身らしい道を歩んでいます。個人的に臨死体験をしたとき、全ての過去も未来も今という瞬間に繋がっていて、実はシンプルな世界だということに気付かされました。
目の前に大きな壁があったとしても、それさえも自分らしさの表れです。どんな壁があろうとも、結局は自分のオリジナルの道は続いています。道が続いているといことは、壁は必ず乗り越えられるものということです。一見、大きな壁に見えたとしても、自分で築き上げた壁。
この世界はシンプルなので、複雑に捉えてしまうのが私たち人間の癖のようなものです。壁も大きいと見るか、小さいとみるか、ただ在ると見るかで、複雑にもシンプルにもなり得ます。壁をいつ乗り越えるか、ただタイミングがあるだけで、いつかは乗り越えれるものです。
自分の存在の証を外側で証明しようとするか、内側で証明するか。外側で証明すれば、壁は大きくなり、何度も何度も壁がやってきますし、内側で自分のオリジナリティを認めれば、壁は単なるイベント・出来事として「なるほど」という納得の形で通り過ぎていきます。いずれにしても、それも人生。どんな事が起ころうとも、自分で設定しているプログラム。考えても答えが出ないどころか、次々と思考のループに陥ってしまうこともあります。そんなときこそ、リラックス。リラックスしたとき、壁はピンチではなくチャンスであるということに気付くでしょう。