私たちは、この人生で培ってきた能力や、多次元的に様々な時空の中で培ってきた能力の両方を持っています。もちろん、その能力は人それぞれ異なり、一人ひとりが持つオリジナルの能力と言えます。
しかし、様々な能力を持っていても、その能力を蓋にしてしまったり、能力を外側に証明しようとすると、自分を傷付けてしまうことに繋がります。そこには比較することが絡んでいます。
「あの人はすごいから私には無理だ」「小さい頃絵が下手と言われたから私には能力がない」
「私はこんなにすごい力を持っているから私が助けてあげましょう」・・・等
このような想いには自分の価値を自分自身の力で認められない状態が潜んでいます。人生とは能力ではなくて、やはり生き方です。自分の能力を、他者の人生ではなくて、自分らしさやオリジナリティの中で活用することができるとき、自然な形で能力が活性化しつつ、自ら認めることができるようになります。もし、能力を発揮することで誰かが傷付いているとすれば、それは自分らしい生き方と能力が一致していない証拠になるでしょう。
これからの時代は個性・ユニークさの時代だと感じています。この世界はみんな違います。なので、「誰かがこうしているから私もこうしなければならない」という枠組みから離れ、能力を活かしていく柔軟性や工夫心がポイントだと感じています。
▼明日の夜はサウンドヒーリングワークショップ。